2012年6月14日木曜日

ポンド円は揉み合い、今晩の英要人の発言に注意

先週末から現在まで、高値は概ね124.30の節で抑えられながら、下値を切り上げる展開になっている。
4時間足で見てみよう。収束三角形が示現している。




もう少し遠景で見ると反発上昇の過程でレンジの動きになっているのが分かる。
教科書的には上方向へブレイクするチャートパターンに見えるが、どうだろう・・・




日足で全体を確認してみると、下落の反発が124.30付近の節、フィボナッチ・リトレースメント38.2%戻し、MA200(ピンク)やMA24(水色)で抑えられているのが分かる。

目先やはりこのレベルを上抜けることができるかがポイントになろう。





ところで本日27時(日本時間15日午前3時)にキングBOE総裁とオズボーン英財務相の講演が予定されている。このところややハト派寄りな印象の同国要人の発言だが、追加緩和期待が高まるような内容だとポンド売りに繋がる可能性があるので注意したい。


現時点での見通しは、中期では依然として下方向だと考えている。ただ目先124.30を上抜けるような動きがあればもう一段の反発があると思う。反対に抑えられれば再度120円割れ方向に進むだろう。

トレード戦略だが、124.30上抜ければ短期で買い目線に。積極的にいくのであれば、その節まで上れば売りで抜ければドテン、持合を下抜ければ売り・・・ということだろう。

ただ個人的には目先の見通しはニュートラルであり、上下どちらかのアクションがあった後に動きを決めたいと考えている。



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